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Reginella Campagnola~村の娘~

手作り生パスタ教室「Il Sole」の主催者が日々の生活をお伝えします。



1月の家庭料理コース :: 2020/01/31(Fri)


一月は成人式の頃まで、何か世の中が動き出していないような気がしてのんびり過ごしてしまう。
生パスタコースが終わり、家庭料理コースが始まるとあっという間に一月が終わってしまった。

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ピエモンテ州、ノヴァーラ地方のお米料理「パニッシャ」。
野菜や豆が入る栄養価の高いリゾット。
ミネストローネのスープでお米を煮ていく。現地ではこの地方特産のサラミを使うのだが、とても手に入らないので、他の豚肉の加工品を使って味を出した。

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豚肉のトマト煮とポレンタ
一度ローストしたお肉はほどよく油が落ちていて、トマトソースと一緒に煮てもソースにぎとぎとと油が入り込むことなくさっぱりと仕上がる。

一緒に添えたポレンタは、とうもろこしの粉を練ったものだが、ほとんど味のないこの食べ物をレストランで食べて心から美味しいと思ったことはない。
ジョバンナの家で、煮えたばかりの緩いポレンタにお肉のラグーをどっさりかけて食べさせてもらったことがある。その時はまあまあ食べられる!と思った。
一度は教室でやらねばと思ってご紹介したが、生徒さん達の反応は思った通り。南米とヨーロッパで幼少期を過ごした方たちはとても懐かしいとおっしゃったが、特段美味しくはないけれども懐かしい食べ物というものが私たち日本人にもあるような気がする。きっとそういうものだ。

バナナスフォルマート1 (2)
「バナナのスフォルマート」
スフォルマートという料理は、本来、野菜の裏ごしをベシャメルソースと合わせ、玉子を混ぜて湯銭で焼く料理。以前にほうれん草のスフォルマートと作っていて、バナナでやったらドルチェになるかも!!と思いついて作った私のオリジナルだ。何かとても変わったものを作ってしまったような気がするが、温かいうちにチョコレートを乗せてとろっと溶けたところ食べて頂いた。ただこのドルチェ、バナナの皮をむくところからオーブンに入れるまで5分!!簡単さが取り柄のドルチェです。




  1. お教室
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タッコーニ :: 2020/01/31(Fri)

イタリア式料理の知恵 :: 2020/01/31(Fri)

この本を図書館で見つけた時は、所謂、イタリア料理に関する「お婆ちゃんの知恵」の類が満載の本だと思って手に取った。
著者は、アンジェロ・ペッレグリーニ 1904年トスカーナの農家に生まれ、10歳でアメリカに移住、ワシントン大学の文学部教授であった人物である。1991年没。原書は1980年代に初版が、翻訳されたこの本は1996年に晶文社から発行されている。

「私はおいしい物が好きだ」で始まるこの本に、小手先のテクニックはない。人間が食べていく上の大切な事が書かれていると思う。アメリカの工業製品のような食物に対する痛烈は批判は、現代の日本にそっくりそのまま当てはまるようで悲しくなる。とは言え、決して堅苦しい本ではなく、著者がキッチンで熱心に美味しいものを作り、うっとりと味わう記述には思わず微笑んでしまい、こちらもすぐさま台所に行って湯を沸かしパスタでも茹でたい気持ちになる。

私は神保町の古本屋で見つけて買ったが、図書館の書架にはもうなかった。古い本なので奥に保管されているのかな。
イタリア料理に興味のある方は是非ご一読を!

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今年もお世話になりました :: 2019/12/31(Tue)

2019年が終わろうとしています。
教室に足を運んでくださった皆様、本年も大変お世話になりました。
いつもレッスンが始まる前は、皆さんに楽しんで頂けるか、生活の中に一つでも取り入れて役になったと思って頂くことができるかと不安になります。
ただ、今年気が付いたことに、嬉しかったことの一つに、皆さんが普通にブロードを取るようになったということがございます。

ブロードは、イタリアのお出汁のことですが、日本のいりこや鰹節で出汁を取るのとは違い、ある程度時間がかかります。これがお料理によっては非常に重要な水分となったり、パスタを煮る場合などは必須となりますので、市販のコンソメキューブで代用することは味を台無しにとはいわないまでも、全く別のお料理になってしまいます。

教室でも「一度作ってしまえば簡単です。是非是非作ってください。」と申し上げ続けて参りました。
それが、今年に入って特にズッパ(スープのようなもの)のレッスンの日など、「今日はブロードが必要だと思って、昨日作っておいた。」とおっしゃる生徒さんが何人もいらっしゃって、心から嬉しさが沸きあがって参りました。

イタリア料理でとても大切なこと。これからも私が理解したことを皆さんにお伝えして参りたいと存じます。
でも、まずは楽しむこと。私も毎回とても楽しんでおります。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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クリスマスレッスン :: 2019/12/10(Tue)

今年のクリスマスレッスンスタートしました。皆さんに楽しんで頂けますように。
プロシュート
食べる直前にスライサーで切るプロシュート

ニョッコ
モデナの揚げパン「ニョッコフリット」とプロシュート
塩気の効いたプロシュートをこのニョッコフリットで挟んで食べると美味しい!!
教室のクリスマスレッスンの定番になりました。

レンズ豆
レンズ豆とお肉の煮込み。
レンズ豆はお金を表します。コテキーノという豚足と一緒にクリスマスや新年に頂いて、集った皆さんの金運を願います。
コテキーノは手に入り辛いので、ハーブ類を混ぜ込んだお肉を網油に包んで代用しました。
このお肉をほぐしてレンズ豆と一緒に頂きます。

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ラザーニャはやはりごちそうですね。
ほうれん草入りのパスタを作ることはもちろんですが、ブロードやお肉のラグー、それにベシャメルソースも作らなくてはならない。
私の生パスタの師匠の教えをしっかり守って外はぱりっと、中はしっとりしたラザーニャを作ります。

マスカルポーネ
マスカルポーネのチーズケーキ
洋ナシを入れて甘酸っぱさを加えました。
混ぜるだけのシンプルなケーキ。計量ができていれば、冷蔵庫に入れるまで15分でできます。
デコレーションもエディブルフラワーだけのシンプルさ。

ピース
この洋ナシは、季節に合わせて林檎を煮たものやマンゴーでもよいと思います。
この前参加して頂いた方は、「夏になったら桃もきっと合いますね。」と。素晴らしいアイディア!



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