イタリア菓子でよく知られているものはまず「ティラミス」と「パンナコッタ」、これはスプーンで食べられる菓子の代表的なもので、柔らかい食感が日本人に好まれると思う。
焼菓子では「カントッチ」。「ビスコッティ」と言われることが多いが「ビスコッティ」は所謂「ビスケット」の総称なので、厳密に言うとトスカーナのプラードの郷土菓子である「カントッチ」は数多ある「ビスコッティ」の一つということになる。

このお菓子はモデナのジョバンナの家に最初に行ったときに作ってもらったお菓子「ベンソーネ」。生地にはレモンの皮がたくさん入っていて、ご当地のさくらんぼのジャムを巻き込んで焼く。
カントッチよりも柔らかで、香りも良い。教室では6月の家庭料理コースで取り上げた。
この噛みしめるほどに美味しさを感じるイタリア菓子を好きになってきたら、かなりのイタリア通だと思う。
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