皆様
今年も大変お世話になりました。
2017年も暮れますと、教室を初めて7年が経つことになります。
あっという間の7年。この間、成長はあったのだろうかと悩みますが、皆さんに通って頂けるおかげて教室が継続でき、試行錯誤する中で、私自身イタリア料理への理解を深めることができました。
イタリアの調理法の特徴はいくつかありますが、その中でも重要なことは素材への火入れにあると思います。
毎年イタリアに通っておりますが、ご家庭でお料理を見させて頂くと「やっぱり、やっぱりそうか・・・。」と再確認致します。
イタリア料理の基本は家庭料理にあります。イタリアでも日本でも高級店になればなるほどイタリアらしさから離れていく傾向にありますが、それはイタリア料理の基本をベースにシェフがオリジナリティを表現しなければならない事、この時代ならではのプレゼンテーションの重要性、また代金に見合う高級素材の使用等々。私の教室はこういう事は考えなくてよいので、これからも10数年前に恋に落ちたイタリア家庭料理をもくもくと作っていきたいと思います。
今年のメニューに「蕗の薹のラビオリ」や「春菊のスープ」を致しましたが、ご参加頂い皆様に「とても良い料理」と言って頂きました。蕗の薹はイタリアでラディッキョのほろ苦さを感じたときに、春菊はチーマデラーパの目の覚めるような緑のリゾットを見たと時に思いつきました。来年はこのように日本の素材をもっともっと作っていきたいと思います。そして日常の食事に、特別な事ではなくイタリアの家庭料理を溶け込ませていくことを考えていきたいと思います。
まだまだ勉強しなければならない事はたくさんありますが、情熱が尽きることはありません。
皆様、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

これはクリスマスレッスンが終わった後に、両親と弟&夫に作ったイタリア料理のフルコースのドルチェです。
メニューは前菜が「ゼッポレにプロシュートとサラミを添えたもの」と「鴨のローストのバルサミコ酢風味」、プリモが「トルテッリーニ・イン・ブロード」、セコンドが「ポルチーニとパンチェッタを詰めた鶏のロースト」、そして写真のドルチェが「レモン風味のティラミス」。これらは全て教室のメニューです。前日に買い物だけ済ませ、当日ブロードから取り始めて、途中レシピを確認しながら4時間で作り終えました。弟はトルテッリーニ・イン・ブロードを、母はドルチェをおかわりしてくれました。父は少食ですが、ドルチェまでしっかり食べきってくれました。
よく食べる家庭で育ったのだなと実感。そして料理はとてもとても楽しい!
このブログを書きあげたら紅白歌合戦を観なくては。氷川きよしの「ズンドコ節」が楽しみ!来年はできたらコンサートに行きたい!
その前にO様とプロレス観戦かな~!
皆様、ますます寒くなりますがどうぞお体を大切に、年末年始をお過ごしくださいませ。
それでは。
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突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒b--n.net
でブログをやっているさくらといいます。
色々なブログをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^
- 2018/01/01(Mon) 01:15:58 |
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- さくら #-
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