1月のイタリア家庭料理の会は、魚介を中心としたメニュー

蟹の優しい味に合わせて、パスタは薄くひらひらと。
ルッコラとアーモンドを合わせました。これは料理学校時代の校長先生のレシピをアレンジしたもの。
ルッコラの辛味と、アーモンドの香ばしさが蟹の甘みを支えます。

鱈のメッシーナ風
鱈を一度揚げて水分を抜きます。後はトマトとじゃが芋、それにオリーブやケイパーと合わせて蒸し煮にするだけの簡単料理。
イタリアではバッカラという塩漬けの鱈をよく使いますので、教室では何度も鱈のお料理をご紹介しました。バッカラは流通が発達する前の保存食で、流通が発達した今でもバッカラを使い続けているのは、それだけ食生活の中に根付いているということだと思います。一年中大根が手に入る日本でも、切り干し大根があるように。
教室では生の鱈を使いますが、十分雰囲気は出ると思います。
マリエッラのヨーグルトケーキ
こちらは、料理学校時代の先生マリエッラが朝食に焼いてくれたケーキ
私以外の生徒が全員外出することになったある日、マリエッラと二人で15人分の夕食を作ることになりました。
「陽子!皆の宿舎の冷蔵庫からヨーグルトを取ってきて!これからケーキを作るから。」
鍵のかかっていない男子の宿舎に忍び込み、冷蔵庫からヨーグルトを盗み出し、作ったのがこのケーキです。
材料を混ぜるだけのテクニックいらず。ブルーベリー風味、イチジク風味、バナナ風味がそのままケーキに生かされて、楽しいケーキ。教室の生徒さんもストロベリー風味でつくりましたなどとご報告があって嬉しい限りです。
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