6月の「生パスタとお料理の会」のドルチェ「ババ」。
フランス菓子のサバランの原型と言われている。
美味しい生地に、美味しいシロップが染み込ませてあれば相当美味しいに違いないと日本のあちらこちらで食べてみたが、やたら甘いシロップが染み込んだ生地は口の中でぐちゃっとつぶれ、納得するものに出会えなかった。
だが、ナポリのマリーサのは違う。やっぱりね!やっぱり美味しくできるのだ。

まず生地が違うのだと思う。混ぜるというか、こねるのにこの私が息が上がるような重さ。
染み込ませるシロップにリモンチェッロを使う。爽やかなレモンの香りが立つが、このシロップには皆さんがぎょっとするくらいの砂糖が入っている。うふふ・・・。
そして添える生クリームにもう一工夫。
全てはバランス。シンプルなものほど難しいという典型。
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