レッスンの合間をぬって、上北沢の「チュッピン」へ。
料理学校時代の同期の翼が、トスカーナの星付きリストランテ「La Pineta」で一方ならぬお世話になったTさんとご飯を食べた。
ゆっくりお話したのは初めてだが、翼を酒の肴に、最初から打ち解けた雰囲気。
会話の途中、私がふと「イタリアが懐かしい?」と聞くと、一拍おいて、絞り出すような声で「戻りたい。」と。それはそうだ。イタリアで培った人間関係、毎日見ていた風景、嗅いでいたいた匂い、聞いていた音、全てを置いて帰国したばかりなのだから。その表情がちょっと辛そうだったので、聞かなければよかったと思った。
このところ、イタリアで10年以上修業した知り合いの料理人が立て続けに帰国し、自分の店を開店する準備をしている。
長い修業で、イタリア料理を血肉とした彼らがどういう店を開くのかとても楽しみだ。もうイタリアへ行かなくてもよいかも?

こちらは、「チュッピン」で頂いた「テスタローリ」。リグーリアのパスタで、専用の鉄板で焼く。柔らかいジェノベーゼがもちもちのパスタにからみ、とても美味しかった。
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