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Reginella Campagnola~村の娘~

手作り生パスタ教室「Il Sole」の主催者が日々の生活をお伝えします。



今年も宜しくお願い致します。 :: 2022/01/02(Sun)

2022年が始まりました。
教室にお越しいただいた皆様、昨年は大変お世話になりました。
コロナ禍の中、料理教室を続けられたという事は、何と言っても教室に来て頂いた皆様のお蔭です。
心からの感謝を申し上げます。

12年前に抑えられない気持ちでイタリアの料理学校に行きました。帰国してすぐに料理教室を始めた時は、ものすごい情熱だったと思います。クリスマスレッスンで使ったお皿や道具の中にはよくこんな重いものを持って帰ってきたなというものもあって、すでに40代ではありましたが、あの年代だからまだできたのだと思います。

イタリアにも感染症のことを心配せずに行ける時代でした。もし、今若い料理人がイタリアに行って現地の料理を知りたいと思っても、とても難しい時代です。イタリアに行かなければイタリア料理ができないかといったらそうではなく、不遜な言い方ですが、イタリアで修行した経験がなくても「あぁ、これはイタリアの香りがするな」という料理をする人はいるし、そういう人の話を聞いてみると、ご本人の努力はもちろんですが、教えた人がしっかり伝えたのだなと思います。イタリア料理はそれがお店の料理であっても、家庭料理から派生してますし、土着色が強いものです。イタリアの香りと感じるのは、それらが感じられる時です。

昨年の終わりに、イタリアの料理学校時代のレシピのファイルを眺めていました。毎日、様々なシェフが来てフルコースの授業があるのですが、調理に入る直前にシェフの講義がありました。料理の背景や調理法などの説明です。学校に入って、授業が始まってから数日経った時、これはもしかするととても重要なことを言っているのではないかと思い、詳細にメモを取るようになりました。もちろんそう思ったのは、学校の素晴らしい通訳である森田さんの名調子によるところもあったのですが。12年がたった今、目を細めないと読めない細かい字のメモを読み返し、学校で教えてもらったことを、現時点の理解でブログに書いていきたいと思います。たいていは私が教室で熱弁をふるっている内容と重なると思います。

陽子先生は、ブログも更新しないし、インスタも全然アップしないね!と皆さんから言われますが、なんとか書き切ることを今年の目標の一つとしたいと思います。教室の料理は、ご本人とその大切な方達の心が安らぐお料理をしていきたいと思います。
教室にいらっしゃる素敵なマダムは毎年いくつも目標をたてられるそう。素晴らしいなと思いました。私も見習って、そうそうイタリア語に筋力アップ、具体的には腹筋強化など・・・今年も頑張ります。
教室で皆様にお会いできることを楽しみにしております。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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p.s.クリスマスレッスンで余ったハム類を年末に頂きました。奥のサラミが美味しい・・・。


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翼はブザンソンへ :: 2021/05/22(Sat)

ルッカの料理学校で同期だった伊藤翼君から連絡があった。私の教室で2回、彼の料理会をさせて頂いたのでご記憶の生徒さんも多くいらっしゃると思う。

イタリアの山の中のリストランテと、波打ち際のリストランテで合計4年修行した後パリに居を移し、パリのパラスと言われる最高級ホテルの一つ「ブリストル」の中のレストラン「エピキュール」での仕事を経験して、現在はフランス東部のブザンソンという町にいるという。
この夏に開業するレストランのシェフとなるのだそうだ。できるものなら這ってでも行って皿洗いでもなんでも手伝いたい!

学校時代の翼は高校を卒業したてのいがぐり坊主で、青年というよりも少年と言った方がよい線の細い男の子だった。料理学校滞在の期間が終わって、それぞれの研修先のリストランテに散っていく、あの朝のそれぞれの顔を忘れることはできない。もちろん翼の顔も。そんな彼も月日を得て30歳になったそうだ。光陰矢の如し。自分の年は数えまい。

翼がHISの企画する「3都市同時中継 !世界三大料理レッスン トルコ料理(前菜)→中華(メイン)→フレンチ(デザート) 」に登場します。

世界三大料理と称されるトルコ料理、中華、フレンチ。3名の有名日本人料理人が現地から生中継でお届けする1日限りの料理レッスン企画だそうな。皆様是非ご覧ください。
3都市同時中継 !世界三大料理レッスン

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私の後ろで手を広げているのが翼。まだまだ子供のようだったけれど、この頃から負けず嫌いでガッツのあるヤツでした。








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お庭からの花束 :: 2021/05/21(Fri)

ヨーロッパ絵画のようなお花を頂いた。
丹精込められたお庭の花々。
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白い薔薇、黄色い薔薇、赤い薔薇、奥にはピンクの薔薇もある。

八木様お花3
脇に添えられたお花もなんとも色彩豊か。

八木様お花4
すっと伸びたカラーの白の美しいこと。
いつもにはない豪華のお花で教室が華やぎました。感謝です。



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レシピ掲載「daysy」働くママに、時短による”心のゆとりを” :: 2019/06/30(Sun)

女性チャンネル♪ LaLa TVのウエブサイト「daysy」にレシピを掲載して頂きました。
「働くママに、時短による"心のゆとり”を。」をコンセプトに、忙しい女性の日々の暮らしに役立つ情報が、たくさん載っているサイトです。

私のレシピは「フライパン一つで本格イタリアン」として四週に渡って掲載されています。
・生ハムの乗せたフリッタータ
・菜の花のアンチョビ風味
・烏賊のフリット
・さつま芋とレタスのインサラータ
働くママ達にエールを送りたいと思います。

「daysy」働くママに、時短による”心のゆとりを”

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お庭からの花束 :: 2019/05/14(Tue)

レッスンの始まる10時半の15分前ころから生徒さんがぞくぞくと到着する。
「おはようございま~す!!」と入っていらしたYさんの手に素晴らしい花束が。なんとお庭で咲いたお花を切って持ってきてくださった。
生命力あふれる花々。どんなお花さんのアレンジメントも、この生き生きとした姿には敵わないと思う。
皆さんも集まって「綺麗ねぇ!綺麗ねぇ!」と声を上げる。
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5月はバラの季節。お庭で何種類ものバラを育てられているそう。

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黄色の大輪のバラ。初めて見た。

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ピンク色のバラはこころが弾む。

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清楚な白いバラ

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こちらも初めて見た薄紫のバラ

畑をしている私は、果実をつける野菜の苗に花が咲くと「よしっ!実がなるな!」と思ってしまうが、花を咲かせること自体が目的の園芸もいつかしてみたい。畑の一角にお花を植えてみたこともあるが、日陰のない私の畑ではことごとく枯れてしまった。なんとか工夫してやってみようかな。

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