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Reginella Campagnola~村の娘~

手作り生パスタ教室「Il Sole」の主催者が日々の生活をお伝えします。



ポルチーニ :: 2021/11/15(Mon)

秋が深まったころにモデナのジョバンナのところに行くと、必ずポルチーニを用意しておいてくれる。
コロナウイルスがまだどこかに隠れ住んでいた数年前までのこと。

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日本の松茸の方が香りといい食感といい勝るといつも思ってしまうが、イタリアの人達がこの時期に楽しむ秋の味覚だ。

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細かく刻んだポルチーニを刻んだにんにくと一緒に炒める。

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じゃが芋の上に乗せて・・・。

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パルミジャーノチーズをたっぷりかける!

教室でこの時期によく使う乾燥ポルチーニは生のポルチーニと比べると、干し椎茸と生の椎茸が香りの差を考えればよく分かるようにかなり違うものだ。そらぞれの良さがあると思う。
この秋のメニューは、タリオリーニに乾燥ポルチーニを戻したものをシメジやエリンギを一緒に炒めたものを使ったソースと合わせた。シンプルだけれど落ち着く味。いつ食べても美味しいと思う味。家庭料理には大切なことだと思う。










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ベリーダンスの後は :: 2017/11/23(Thu)

ジョバンナの料理教室のお弟子さんのロベルタとは、最初に会った時から話が弾んで気が合ったのだと思う。
すっとブロンドのショートカットだったのに、黒髪に変わっていたので最初少し戸惑ったが、以前と変わりなく親切で親しみやすい人だった。
今日の夕飯は一人だと気がついた彼女が、夜通っているベリーダンスの教室に一緒に行って、その後にピッツァでも食べようと誘ってくれた。

このベリーダンス・・・日本のスポーツクラブよりは随分と衣装は地味~。だれもじゃらじゃらをつけていな~い。でもエキゾチックな音楽に合わせた準備体操と、しめくくりの体操がとても綺麗で、先生が美しい人ということもあって見とれてしまった。

そしてスポーツクラブを出た後は、ピッツェリアではなくニョッコフリットとティジェッレのお店へ。
両方とも教室のメニューとしたことがあったが、ここモデナのソウルフードみたいなもの。
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ニョッコフリットとプロシュート、サラミの盛り合わせ。

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ティジェッレ
先月の教室のメニューだった。

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ファジョーリの煮もの。ティジェッレをナイフで開いてこの煮ものを挟んで食べる。
写真には写っていないが、ラルドをペースト状にしたものとッパルミジャーノチーズを削ったものももちろんあった。
教室のティジェッレに合わせたのもこの煮ものとラルドの代わりのパンチェッタだった。

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クレシェンテというチーズ。
ロベルタは、プロジュートとクレシェンテをニョッコフリットに両方挟むのが一番美味しいという。

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鶏の煮もの。こちらはお料理としてこのまま頂く。

女二人でぺらぺら話して、何とお店を出たのが夜中の12時半。楽しかった。「あ~らメザノッテになっちゃた。」とホテルに送ってもらったが、私も大分イタリア時間に慣れた。
今日の午後にボローニャに移動していよいよ帰国。
最後まで安全に!


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モデナ散策Ⅱ :: 2017/11/21(Tue)

午後2時まで開いているモデナ中心部にあるメルカート。
観光客はたぶん私一人でしょう・・・・。

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地元のメルカートでどこもそうだけれど、野菜のお店がすごく多い。
それぞれご贔屓のお店で買うらしい。

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さすが!生パスタも種類が豊富!

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日本の柿もすっかり定着。でもなぜか柿の横に林檎と書いてある・・・。

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お昼を食べたトラットリア。
昨晩ジョバンナのところに来ていたロベルタに、安くて、美味しくて、気持ちの良いトラットリアと教えてもらって入った。
メルカートの目の前、2階にある「トラットリア アルディーナ」

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メニューはなく、カメリエーレが口頭で伝える中から選ぶ。とは言ってもトルテッリーニ・イン・ブロードや、私が選んだトルテローニ、タリアテッレやラザニアなど。
素朴で美味しい!


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モデナ散策 :: 2017/11/21(Tue)

昨晩遅くまでジョバンナのお宅でお世話になって、今日の午前中はふらふらとモデナを散策した。
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モデナは世界遺産のある町。

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教会の中は暗く、静かで、差し込んでくる光が白く美しい。

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モデナの街中。
ルッカとも違うモデナの町の色。
住んでいる人も心なしか落ち着いている感じがする。



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なぜかお茶の時間 :: 2017/11/20(Mon)

イタリアにティータイムというお茶の時間はない。
ほとんど人がコーヒーを好み、紅茶を飲むのは少数派だ。
午前中にお料理を習いお昼ご飯を食べると、ジョバンナが「疲れていたら少しお昼寝したら。」と言ってくれた。
そして少し眠った後、キッチンのテーブルに紅茶と前日に作ったドルチェの残りが。完全に甘やかされていますな。
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この金彩の上に細かい線描きが美しいカップは、夫のクラウディオのご両親が結婚した時にしつらえたもの。
見事なフルセットと、それに合わせた繊細なカットの優雅なグラスのフルセットをクラウディオが引き継いだ。

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このドルチェは揚げ菓子なのだけれど、美味しくて美味しくて昨晩なんと3つも食べてしまった恐ろしい食べ物。
この恐ろしい食べ物。教室でも絶対やろう・・・うしししし・・・・。

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こちらはお米のトルタ。レモンとオレンジの香りがとても爽やか。
ケーキにお米なんてと最初は思っていたが、美味しく作るともちっと日本の餅菓子のような感じになる。
そのように作りたいと思う。




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