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Reginella Campagnola~村の娘~

手作り生パスタ教室「Il Sole」の主催者が日々の生活をお伝えします。



スペッツァティーノ :: 2021/02/15(Mon)

スペッツァーノ
1月のお料理「スペッツァティーノ」お肉を小さく切ったものの煮込み料理だ。
今回は豚肉と鶏肉を使ったが、もちろんどちらか一つだけでも良いし、逆に牛肉や羊などをいれても構わない。

教室のお料理は、年月とともに大分変わってきた。
最初の頃は、料理学校でシェフ達に習った、所謂リストランテで出すようなお料理が多かったと思う。
家庭のキッチンでできることに限りはあるが、それでも見せる部分にも力をそそぐお店の料理。
お料理教室というところは、そういう事が求められていると考えていたのだと思う。

最近の教室の料理は、悪く言えば見た目を無視した、良く言えばよいイタリア料理の本質に近づいた料理になってきていると思う。
嬉しいことに、最近の料理の方が、皆さんが実際にご家庭で作られることが格段に増えた。
今回の料理も、「沢山作って数日食べて!具が少なくなってきたら、豆を足したり、ソーセージを足したり、最後はカレーよ!」と申し上げたら「先生!あのカレー美味しいわぁ!」と満面の笑顔でのご報告があってこちらもにんまり。
そうそう、最後に量が少なくなったら市販のカレーのルーを一かけ入れてカレーライスにしてしまう。
これが本当に美味しいのよねぇ。


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烏賊のリピエニ :: 2021/02/03(Wed)

今月はプライベートレッスンを2回お申込み頂いている。
基本的には過去のメニューの中から3品選んで頂いているが、パスタだけという場合もあるし、アンティパスト中心にというご希望の場合もある。
選んで頂いたメニューが、私自身もとても好きというものが入っていると、嬉しいなと思う。

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こちらは昨年もプライベートレッスンでM様が選んでくださった「烏賊のリピエニ」。
ローマのシニョーラから教わったお料理。イタリアの家庭で教わったお料理を作っていると、その時にあんな事があった、こんな事があったといろいろ思い出してしまう。夜遅く着いた私の為に小さなおつまみとワインを準備して待っていてくれたこと、その家の美しい目をしたお嬢さんと握手した時の驚くくらいの柔らかい手、シニョーラが育ったトラステヴェレとう下町に行きたいと言ったら、あの町はもう昔のトラステヴェレではないと悲しい顔をしたこと。たわいもない事ばかりを思い出すのはなぜだろう。

烏賊に詰め物をするというお料理は、料理学校でも何度もならったが、このシニョーラが教えてくれたものが一番優しくて美味しかった。同じお料理でも家庭で教わったお料理にいつも軍配を上げてしまう。大切に人に作る料理に勝るものはない。


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ニョッキは難しい・・・。 :: 2021/01/29(Fri)

現在、教室は「じゃが芋とほうれん草のニョッキ」が進行中。
ニョッキは難しいお料理というのは何度も申し上げたこと。
それでも作りやすく美味しく作るコツをご説明し、実際に皆さんと一緒に作るが、本当に毎日感触が違う。
難しい、難しい・・・。
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ニョッキの形はあまり触らずに、端っことちょっとつまんだドロップ型。あまり綺麗に作ろうとするとどうしても粉を入れたくなり、形は綺麗だが、小麦粉団子のようになり、味は落ちる。あくまでもじゃが芋ならじゃが芋を食べている感じに仕上げたい。

今回は最初に少量のニョッキを溶かしバターでさっと和えて、パルミジャーノチーズをかけシンプルに召し上がっていただいて、残りは濃厚なゴルゴンゾーラチーズのソースでお出しした。

このソースは、ペンネであるとかフリッジなどの厚みのあるショートパスタに和えても美味しい。それから教室でもお話ししたが、焼き芋にかけると大きなお芋が短時間にペロリとお腹の中に納まるから恐ろしい。イタリア人に教えてあげたい!!

教室は今年で11年目に入りました。ここまで続けられてこられましたのも、特にこのコロナの時代に続けさせて頂いておりますのも、教室にお集り頂いている皆様のおかげです。本来であれば10周年記念アルバムを出し、記念リサイタルなど催したいところですが?素朴ではあるけれど、実現可能で、心がほっとするようなお料理をご紹介する為に、精進してまいりますことをお約束して、本年をスタート致します。これからもどうぞ宜しくお願い致します。




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今年もお世話になりました。 :: 2020/12/31(Thu)

今年も大変お世話になりました。
コロナウイルスの感染という未曽有の事態に襲われた本年。
本当に去年の大晦日に、こんな状況になるなんて想像できなかったと思います。
政府の緊急事態宣言を受けて、4月からしばらくの間、教室は休止しました。7月から再開した時に、変わらぬ皆様のお顔を拝見した時はとても嬉しかった。
12月のクリスマスレッスンも沢山の皆様にお集り頂いて、気持ちが本当に華やぎました。
教室を続けていてよかったと心から思う言葉を、いくつも頂いて幸せでした。本当に有難うございました。

トルテッリーニ (4)

クリスマスメニューのトルテッリーニ・イン・ブロード。
湯気の向こうに食べる人の笑顔がきっと見えるはず。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
健康で、心安らかな一年になりますようお祈りします。





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球根は歩くか :: 2020/12/18(Fri)

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記録として載せておきたい写真。サフランの花。11月14日に畑のあぜ道に咲いた。
数年前に畑の奥の方に球根を植えた。
教室の生徒さんでお庭にサフランを植えていらっしゃる方がいて、ピンセットでこの雄蕊を収穫するというお話を聞いて是非ともやってみたかったのだ。
花が咲いているのかいないのか、その頃は11月はイタリアに数週間行っていることが多く、帰国後に畑に行ってみると咲いていたような咲かなかったような。そのうちすっかり忘れてしまった。

数年後にお皿の絵付けの教室で、園芸がお好きな先生が「球根は自分の好きな場所に移動する。」とおっしゃる。いやいや球根は歩いて、または転がって移動することはないだろう。地下茎で生育域を広げていく植物のことをおっしゃているのだろうと思ってそう言うと「ううん。球根も好きなところに移動するのよ。」とおっしゃる。納得いかなかったけれど、なんとなく聞き流してしまった。

それがどうだ。私が植えた畑の奥からこうやって歩くが転がるか、とにかく移動してきたではないか。
ぴゅんぴゅんと葉っぱを出して、花もすぱっと咲かせている。先生のおっしゃったことは正しかったのか。
私が畑の苗の残骸を片付けた時に一緒に球根も運んでしまって、ここに着地したのかもしれないけれど、いずれにしても踏まれやすそうな通路であるこの場所が、居心地がよかったのね。


  1. 畑の様子
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